2017年07月30日

百田尚樹の「ボックス!」を読んだ。

百田尚樹の「ボックス!」を読んだ。
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ボックス!(上巻) [ 百田尚樹 ]
価格:594円(税込、送料無料) (2017/7/30時点)

☆5つ。
これは、普通におもしろいわ。
褒めてるようには聞こえないが、
けっこう褒めてるつもり。
高校生のボクシングの話だ。
登場人物、設定、話の展開、
そのどれもがベタ。
いつかどこかで見たか読んだかしたような
よくあるパターンばかり。
一つ間違えれば陳腐きわまりない小説だ。
そうなるだろうと予想した通りに話は進む。
マンガの原作を読んでる感じ。
しかし、このストレートさは清々しい。
あまりに分かりやすい単純さが、
かえって魅力だ。
読書疲れに読む本として最適だ。
奇をてらわず、普通におもしろい。
お勧め。
posted by きむきむ at 13:02| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月22日

本屋大賞の本を読む

芥川賞の本は読まない。
とうの昔に読むのをやめた。
つまらない本ばかりだ。
その点、直木賞はいい。
ときどきハズレはあるが、当たりもある。
吟味すれば、ハズレはよけられる。
「このミス」は、よくだまされる。
すごくいいミステリーもあるが、
大ハズレも混じる。
さて、私が最近一番信用しているのは、
本屋大賞だ。
私がおもしろいと思う感覚に、非常に近い。
2017年の「蜜蜂と遠雷」
2016年の「羊と鋼の森」など
1位(大賞)になった作品はもちろん、
10位までに入った作品は、たいてい納得できる。
と言うことで、過去までさかのぼって
10位までに入った作品を大量に買ってきた。
今、怒涛の勢いで読んでいる。
「海賊とよばれた男」「怒り」「億男」
「光圀伝」「ボックス!」などなど。
おもしろい。どれも、おもしろいぞ。
やっぱり本屋大賞は、一番信用できる。
お勧めだ。
posted by きむきむ at 14:48| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月17日

「羊と鋼の森」を読んだ。

「羊と鋼の森」を読んだ。
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羊と鋼の森 [ 宮下奈都 ]
価格:1620円(税込、送料無料) (2017/6/17時点)

とんでもない勘違いをしていた。
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
を連想した私は、SFだと思い込んでいた。
全く違う。
ピアノのハンマーは、羊のフェルトで出来ている。
ピアノの弦は、鋼だ。
ハンマーと弦が88組。
「羊と鋼の森」とは、ずばりピアノのことだ。
主人公は、ピアノの調律師。
若い調律師のほんの少しの成長の物語だった。
ストーリーに大きな起伏はない。
たいした出来事が起きるわけでもない。
どちらかと言えば、淡々と話は進む。
主人公は調律師として成長していくが、
劇的に伸びる場面はない。
少しずつ、少しずつだ。
だから、本の終わりになっても、
まだまだ若造のレベルのまま。
さて、そんな話がおもしろいのか?
うーん、そこが難しい。
ハマル人にはハマルだろうと思う。
「なんじゃ、こりゃ?」と
物足らなく思う人も必ずいると思う。
賛否のある小説だと思うのだが、
実は去年の本屋大賞1位の小説だ。
映画化もされて、来年公開らしい。
ただし、そこまで、いい話とは、
私は思わない。
だから、お勧めしにくいのだが、
私の評価は☆4つ。
主人公の内省的で静かに情熱を燃やす
キャラクターに惹かれた。
調律師という題材もいい。
気になる人は、読んでみておくれ。
posted by きむきむ at 13:35| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする